親が高齢になってきて、突然もしものことが起こる可能性が高くなってきます。そんな時「自分の親にも終活をしてもらえたら、いいのに」と思う方も多いのではないでしょうか。

しかし、親の終活に関心はあるものの、親の終活状況について知っている人は案外少なく、そういった話ができていないという人も多数に上ります。
親と終活の話をどのように始めて、具体的にどのように取り組んだらいいか考察をしていきたいと思います。


目次

  

まずは「前向きな話」から始める


まず、そもそも終活の話が切り出しづらいということがあると思います。 その理由として「話の内容がセンシティブ(ネガティブ、生々しい)」「話題の切り出しにくさ(きっかけがない)」等がよくあげられます。


話の内容としてまず、「前向きな話(老後資金の有効活用、自分史作成、断捨離、健康診断、等)」から始めてみてはいかがでしょうか。これらの話は前向きに、長生きし、健康に過ごすための話題となるため、ネガティブな障壁は減るのではないでしょうか?
また、話すタイミングとして、誕生日や冠婚葬祭、記念日や祝日を活用して話を切り出すのも方法の1つです。


エンディングノートを書いてもらう


続いて、親に終活をさせるとして具体的に何をさせたらいいかわからないという方もいらっしゃるでしょう。
前段でご紹介した「前向きな話」をそのまま取り組んで頂けるなら、まずはそのまま進めてみてください。

家の中の危険度チェックや整理から始める方もいらっしゃいます。
そして特に取り組んで頂きたいことは、エンディングノートを書いて頂くことです。エンディングノートを書くことで終活における課題が整理され、何を取り組んだ方がいいかわかるようになります。


まず自分の終活をしてみる


しかし、これらのことは人によってはハードルが高い場合もあるでしょう。特に普段から十分なコミュニケーションが取れていない状態でエンディングノートを書いてもらおうとして逆に反発されることもあります。
その場合、まず自分の終活をしてみましょう。自分が終活に取り組み、よかったところや嫌だったところを理解することが大切です。そしてその実感をもって親御様に改めてお伝えしたらどうでしょうか?


結論として、親に終活をさせるというより、「親子で一緒に終活をする」といったスタンスの方が反感も買いにくく、話を切り出しやすくなります。そして結果として親の終活が進むことになります。


最後に、親がどうしても終活をしたがらない場合もあるでしょう。その様な場合は無理に終活をさせなくてもいいと考えています。自分にご兄弟がいるのであれば、もしものときのためにみんなで話しておきましょう。そうすれば様々な知恵が出てくるかもしれません。それも子どもの立場で考える親の終活です。

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