終活への関心度を調査したある調査結果によると、50代以上の人で終活について関心があると答えた人は7割以上になります。しかし、実際に終活を継続できている人は約2割にとどまるようです。


なぜ、実際に終活を継続できている人がすくないのでしょうか。そこに立ちはだかる壁について考えて行きたいと思います。


終活を始められない主な問題


終活で挙がる声として、下記のような問題があります。
・「何から手をつけていいかわからない。」「専門的な事や進め方の手順などが分からない」という難しさの問題。
・「色々なことを記載したり、その情報を更新していくことが手間」。「お金や保険をまとめるのが面倒」という手間がかかる問題。
・「危機感の不足、必要性、目的意識がはっきりしない」「自分の最期を意識すると、気持ちが萎えてくる」という意識の問題。


ではこれらの課題を乗り越えるにはどのようなアプローチができるか考えていきたいと思います。


難しさの問題


難しく感じてしまう問題については、そう感じてしまうのは2つの要素があります。

1)「何から手を付ければよいか分からない」という問題

こちらについては、まずご自身の環境に応じて身近に意識が感じられること、関心が寄せられることから手を付けるのも良いかと思います。

全体像が良く分からない方はエンディングノートなどのツールで広く浅く手を付けるという方法もお勧めします。広く浅く手を付けることで、自分がやりやすいものを見つけることが可能です。どうしてもやりやすいものが見つからない場合は家の荷物整理、危険度チェックから始める方もおります。


2)「専門的な事や進め方の手順などが分からない」という問題
こちらについては、初心者向けや簡単さに特化したツール等を使ってみつつ、一方で、専門家のサポートを受けることも検討されてもいいのではないでしょうか。


手間の問題


手間の問題として、終活は一度整理すれば終わりというものではなく、定期的に情報を見直して更新していく手間がどうしても大切です。そういった性質のもののため、いかに「手間を負担と感じずに終活を継続的に行うことができるか」という点が大切になってきます。

「何かをしなければならない」というより、「気づいた時に何かを遺す、整理する」位の軽めな気持ちで、「いつの間にか日々終活をしている」位で臨んだ方が継続するのではないでしょうか?また、出来る所は簡略化したり自動化したりとツールの力を借りるなどで省ける手間は省いていきましょう。


意識の問題


意識の問題としては、終活は「自分の身近な問題、家族の問題」という気持ちが1つ大切です。実際終活を始めたきっかけとして、「親族・家族の死」「自分の健康状態悪化」「定年退職」「コロナ禍」といった身近な問題が端を発しています。そして「将来の不安を無くしたい」「残される家族には迷惑かけたくない」という思いをもって取り組まれる方が多いです。

また、終活をすることで「色々なことが整理できて身軽になった」「前向きな第二の人生を送れる気持ちになった。」といった感想を挙げる人がとても多いです。このような将来をイメージしてみるのも1つの方法かと思います。


そして、これらの課題すべてに共通しているのが第3者のサポートを受けることです。それにより様々な課題を整理、克服しやすくなり、終活も前向きに、継続的に進めていきやすくなるでしょう。

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