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エンディングノートを書くポイント

まず、なぜエンディングノートを書いた方がいいのでしょうか。 それは、死後に遺族が困らないようにするとともに、身辺整理をすることで自分の終末期への準備をすることが目的です。


では、エンディングノートを書くにあたっての全体的なポイントは何でしょうか? 意識していきたいことは次の5点です。


①記載されている項目を把握する
エンディングノートは一般的に次の構成で作られていることが多いです。 まず、今までのことです。ご自身の個人情報等を記載いただき、主に自分自身のこれまでのことを振り返って整理していただきます。 次にこれからのことです。ご資産の情報等を記載いただき、今後の希望や課題を整理します。 これらのことを書き記すことが、弊社が提唱する終活「人生をより豊かにするために、これまでの人生を整理し、これからの人生をデザインする活動」の第一歩となります。


②書ける項目から埋める
エンディングノートの項目を確認していると、すぐに書ける項目と、書けそうにない項目に分かれます。エンディングノートを効率的に書くためには、すぐに書ける部分から書くことが大切です。無理に冒頭から書こうとしたり、現状ではまだわからない箇所を無理して埋めようとすると、エンディングノートへの記載がまったく進まなくなってしまします。

なので、書けない部分はどんどん飛ばしていきましょう。その書けなかった部分がこれから「終活」で学んで行くべきことを現しています。


③自分の気持ちをはっきりする
エンディングノートではご自身の考えや家族に対する思い、またこれまで曖昧だったことなどを文字にするため、ご自身の気持ちをはっきりさせる必要があります。 それが気持の整理につながり、エンディングノートの記載も進みやすくなるでしょう。


④ご自身の財産を整理する
ご自身が亡くなられた後、残された家族が行うこととして遺産の「相続」があり、遺産をどうするか判断しないとなりません。そのため、ご自身の資産については現金や株式はもちろん、負債となる資産まで記載した方が良いでしょう。ご自身が保有する資産を一度すべて洗い出し、遺された家族が相続トラブルを起こさないよう致しましょう。


⑤何が心配なのかを想像する
今後、健康状態によってはご自身の意思を伝えることができなくなる状況は十分に考えられます。こういった場合に備えて、介護や延命治療など家族にお願いしたいこと、ご自身が心配だと思うことを終活ノートに記載しましょう。 このように、ご自身が元気なうちからこれらの心配事についての決めごとを共有できれば、家族は最適な対応方法を短時間で決めることができるため安心です。

これからのことを考えると不安がつきまとうこともあるでしょう。しかし、それこそが終活において整理すべき内容であったりもしますので、明確にしておきましょう。

エンディングノートの注意点

ここまで確認したポイントと同時に次の注意点も併せて抑えておきたいです。
①エンディングノートと遺言書は別物
エンディングノートはあくまでもご自身の希望や意思を記載するノートです。 よって、エンディングノートに相続についての記述があってもそれは法的な拘束力を伴うものではありません。法律によって定められた相続以外を希望するなら、エンディングノートだけではなく法的な拘束力を持つ「遺言書」を作成する必要があります。

②保管場所に気を付ける
エンディングノートにはご自身の大切な個人情報を多く含んでいるため、他人に見られないような場所に厳重に保管しなければなりません。一方、エンディングノートはもしものときに家族が確認できなければ意味がないのです。もしもの時が来たら確認してもらえるよう信頼できる家族数名には存在は伝えておく必要はあります。


③定期的な見直しが必要
ご自身が希望する未来は常に変化し、それに合わせて考え方も変わるものです。財産の状況も変わるかもしれません。そのため、エンディングノートも一度書いたら終わりではなく、定期的な見直しで最新の考えに更新する必要があります。 新しい契約を行った場合はその契約を反映した内容に書き換え、反対に契約期間が終了したものについては削除するなどの書き換えを行いましょう。


エンディングノートを一通り書きあげると、終活における課題が整理され、見えるようになります。課題、不安の矛先を明確にして、これから向き合いつつ、時には信頼できる人、専門家等を探し、頼りながら充実した「自分にとっての終活」を始めてまいりましょう。

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