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遺品整理のタイミングと方法

生前整理に比べ、遺品整理のほうがイメージしやすいかと思います。
故人の生前のもちものを整理することです。

遺品整理の意味合い

遺品とは、故人にゆかりのあるもの全てを指します。
遺品の整理をすると、その人が生きていた証となるものと改めて向き合うことになるので、残された人たちは再び悲しみに包まれてしまうこともあります。
整理している間は悲しさや寂しさを感じるでしょうが、遺品を丁寧に仕分け、片付けていくことは、気持ちの整理にもつながります。

タイミング

遺品整理をするのに具体的な決まりはありませんが、法的な手続きや相続税に関するものなどは、早めの対処が必要です。
諸手続きや気持ちがある程度落ち着き、時間の取れるタイミングで始めましょう。

親族が揃っていないときに1人で始めてしまうと、トラブルのもとになります。
葬儀後・四十九日後などの親族が揃ったときに話し合い、その上で進めていくのがよいでしょう。

遺品の仕分けと処分方法

遺品を4つに分類し、それぞれにあった処理をしましょう。

①貴重品
この場合の貴重品とは、金品だけでなく、下記のものも含めます。
・銀行の通帳
・クレジットカードやキャッシュカード
・印鑑
・健康保険証、運転免許証、パスポート、マイナンバーカード
・年金手帳
・公共料金などの請求書、領収書
・有価証券
・土地、家などの不動産の権利書類
・貴金属、宝石、美術品など資産価値の高いもの

これらの貴重品は、処理をするのに法的な手続きが必要だったり期限が決められていることがある上、人目につきにくいところにしまわれていることが多く見つけにくいものです。
必ず優先的に着手しましょう。

なお、財産的価値のある土地の権利書や有価証券のほか、貴金属類も時価の資産価値が高ければ(1点5万円以上)、相続財産として評価の方法が変わります。
金額によっては遺産相続に関わるので、専門家である税理士等に別途相談しましょう。

②形見(思い出の品)
・写真や手紙
・時計やアクセサリー
・趣味のコレクション

人によって、思い出として残しておきたいものは様々です。
コレクションの中でも、時計やアクセサリーなどの資産価値が高いと予想されるものについては、先述の通り遺産相続に関わる場合があるので、専門家に相談する方がよいでしょう。

③再利用品
・稼働可能な家電(冷蔵庫・テレビ・パソコン・洗濯機など)
・家具(タンス・ベッドなど)
・衣類
・古紙・古布

通常であれば処分費用がかかる家電製品を無料で引き取ってくれることもあるほか、物品によっては買い取ってくれることもあります。
地域のNPO法人や福祉施設などに寄付をするのもひとつの手です。

④廃棄品
・燃えるもの(紙・革製品・その他雑品など)
・燃えないもの(せともの・金属類・電球など)
・粗大ゴミ(大型家具・布団・稼働しない家電など)

思い出の品として残すことも、再利用することもないものは、一般廃棄物として処分してはいかがでしょうか。

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