この記事でわかること
  • 生前対策で扱う「相続税・争族・認知症・身元保証や死後事務」の4つのテーマ
  • 目的別に見た弁護士・税理士・司法書士・行政書士などの相談先の選び方
  • 相談を始めるタイミングと、相談前に準備しておきたい財産・家族関係・書類
  • 相談予約から面談、対策提案、見積もり、契約までの具体的な流れ
  • 相談費用の考え方や、相談先を選ぶ際に確認しておきたいポイント
目次

生前対策の相談先は、相続税・争族・認知症など、何を解決したいかで変わります。専門家ごとの得意分野、相談を始めるタイミング、事前に準備しておくこと、相談から契約までの流れをわかりやすく解説します。

生前対策の相談はどこにすればいい?|結論

解決したい目的によって、相談すべき相手が変わる

生前対策の相談先は、税金・遺産分割・名義変更など「何を解決したいか」で異なります。自身の悩みに合った専門家に相談することがスムーズな解決への第一歩です。

目的が定まっていないなら、まず窓口で全体像を整理する

自分の課題が分からない場合は、総合相談窓口を活用するのがおすすめです。専門家へ相談する前に全体像を整理でき、無駄なく最適な解決策を見つけられます。

判断能力があるうちでなければできない対策がある

遺言書の作成や家族信託などの生前対策は、十分な判断能力が求められます。認知症などで判断能力が低下すると契約が困難になるため、早めの行動が不可欠です。

生前対策の相談で扱う4つのテーマ

①相続税の負担を軽くしたい(税金対策)

残された家族に過度な税負担をかけないよう、生前贈与や各種特例を活用します。現状の財産状況を把握し、事前の税金シミュレーションを行うことが大切です。

②家族が揉めないようにしたい(争族対策)

将来の遺産トラブルを防ぐため、遺言書の作成や遺産分割方針の明確化を行います。家族への思いや分配理由を残すことで、円満な相続を実現できます。

③認知症による財産凍結を防ぎたい(認知症対策)

認知症になると、銀行口座の管理(預貯金の引き出し等)や不動産の売却が困難になります。家族信託や任意後見制度を事前契約し、将来の財産管理・運用手段を確保しておく対策です。

④おひとりさま・身寄りがない方の備え(身元保証や死後事務などの対策)

身寄りがいない方は、身元保証や死後事務委任契約などの備えが有効です。生前の生活支援から没後の手続きまで、第三者へ託す仕組みを整えておけます。

目的別|生前対策の相談先の選び方

弁護士に相談すべきケース(争いの予防・遺言・任意後見)

家族間での紛争防止や法的効力の高い遺言書作成、任意後見の依頼に適しています。法律のプロとして個別事情に応じたトラブル予防策を提示してくれます。

税理士に相談すべきケース(相続税の試算・贈与・特例の適用)

相続税の発生有無の試算や生前贈与、節税特例の適用手続きを任せられます。税金面に特化したアドバイスにより、最適な税負担の軽減を目指せます。

司法書士・行政書士に相談すべきケース(登記・書類作成)

不動産の所有権移転登記や各種契約書・遺言書の作成手続きを任せられます。名義変更手続きの実務や公的書類の整備を正確かつスムーズに進められます。

金融機関・保険会社に相談する場合の注意点

資産運用や納税資金確保に役立ちますが、自社商品の提案に偏る場合があります。提示された対策が真に自分や家族に最適か冷静に見極める姿勢が必要です。

複数の専門家にまたがる場合の進め方

税金・法律・登記など問題が多岐にわたる際は、ワンストップ窓口の利用が便利です。各専門家と連携を取りながら、一元窓口で計画的に対策を進められます。

生前対策の相談はいつから始めるべき?

判断能力があるうちでなければ契約できない

いかなる対策も本人の意思能力と判断能力が正常な状態でなければ進められません。元気なうちに相談を開始することが、理想の生前対策を実現する鍵です。

相続税対策は時間をかけるほど選択肢が増える

歴年贈与などの税金対策は長期間かけて行うほど高い効果を発揮します。早期に着手することで、選択できる節税プランの幅も広がり有利に進められます。

60代・70代・80代それぞれの検討タイミング

定年後の60代は全体像の把握、70代は遺言や信託など具体的な契約実行、80代は体調に合わせた最終確認と、年代ごとの段階的な進め方がおすすめです。

家族から切り出す場合の伝え方

「自分たちの将来のため」という姿勢で切り出すのがコツです。財産の問いただしではなく、お互いの安心や今後の希望を話し合うきっかけとして共有します。

相談前に準備しておくとよいこと

財産の一覧をざっくり書き出す

預貯金や不動産、有価証券などの資産を書き出しておくと相談がスムーズです。おおまかな種類と概算金額がわかるメモを用意するだけで十分効果があります。

家族関係(推定相続人)を整理する

配偶者や子ども、親族の関係性を家系図のように整理しておきましょう。将来誰が相続人になるかを正確に把握することで、具体的な対策を立案できます。

「誰に何を残したいか」の希望をメモする

「長男に家を渡したい」「医療費に充てたい」など自分の希望を可視化します。優先したい思いを明確に伝えることで、適切な助言を受けやすくなります。

持参するとよい書類

権利証や固定資産税の納税通知書、通帳のコピーなどを用意しておきます。具体的な数字が提示できる書類があると、初回から正確な分析と助言が可能です。

生前対策の相談から契約までの流れ

STEP1|相談を予約する

電話やWEBフォームから希望日時と概要を伝えて事前予約を行います。初回相談の費用有無や、当日持参すべき資料について事前に確認しておくと安心です。

STEP2|面談で現状と希望を整理する

専門家へ現状の資産状況や家族関係、将来の希望などを詳しく伝えます。悩みや不安を丁寧にヒアリングしてもらい、課題の洗い出しを行っていきます。

STEP3|対策の提案と見積もりを受ける

ヒアリング結果をもとに、最適な対策プランと費用の見積もりが提示されます。内容や費用対効果に納得できるか、じっくり確認して検討することが大切です。

STEP4|契約し、手続きを実行する

提案内容に納得したら正式に契約を結び、対策の手続きを実行へ移します。書類作成や公証役場での手続きなど、専門家のサポートのもと進行します。

生前対策の相談にかかる費用

初回相談を無料としている窓口が多い

多くの相談窓口では、初回30〜60分程度の無料相談を実施しています。費用を心配せず、まずは気軽に自分の状況や悩みを整理できる点がメリットです。

対策ごとにかかる費用の考え方

費用は作成する書類や手続き内容、財産規模によって大きく変動します。事前見積もりを取り、得られる安心感や実効性に見合った費用か確認しましょう。

費用をかける前に確認しておきたいこと

契約前に提示された費用にどこまでのサポートが含まれるか確認します。追加料金の有無や、実行後のフォロー体制を明確にしておくことでトラブルを防げます。

相談先を決めるときの注意点

一つの対策だけを勧めてくる相談先には注意する

特定の金融商品や標準化された手法のみを強く勧める相談先は避けましょう。個別の家族構成や希望に寄り添い、柔軟な選択肢を示してくれるかが重要です。

費用の内訳が書面で示されるかを確認する

提示された見積もりが詳細な書面になっているかを事前にチェックします。不明瞭な一括請求ではなく、項目ごとの報酬や実費が明記されている相談先が安心です。

実行したあとのフォローまで対応できるか

契約手続き完了後も、状況の変化に応じた見直しやサポートが可能か確認します。長期的に寄り添い、定期的なフォローをしてくれる相談先を選ぶと安心です。

終活と相続のまどぐちの生前対策相談

一つの窓口で、必要な対策の全体像を整理できます

税務・法務・身元保証など多岐にわたるお悩みを一箇所で整理可能です。何から始めるべきか迷っている方も、全体像を把握した上で最適な計画を立てられます。

相続の法律・税務はグループの弁護士・税理士へおつなぎします

グループ内に多数の弁護士等の専門家が在籍しており、ワンストップで連携します。複雑な法律・税務の課題も確実かつ迅速に解決へ導く体制が整っています。

新宿マルイ本館7Fで対面相談

お買い物ついでに立ち寄れる新宿本店のほか、各支店でも相談できます。土日祝日も営業しており、アクセスしやすい環境でじっくり対面相談が可能です。

※ご相談は無料です。
※お電話での事前予約制とさせていただきます。
▼ ご予約・お問い合わせはこちら
03-6822-2640(受付時間:平日・土日 11:00〜20:00)

生前対策の相談に関するよくある質問

Q. 生前対策の相談は無料ですか?
A. 初回相談は無料の窓口が多く、当窓口でも無料でご相談を承っております。まずはお気軽にお悩みや状況をお聞かせいただき、今後の流れをご相談ください。
Q. 何も決まっていない段階でも相談できますか?
A. もちろん可能です。何から手をつけるべきか分からない段階からサポートいたします。現状のヒアリングを通して、必要な対策の優先順位を一緒に整理します。
Q. 本人不在で、家族だけで相談に行ってもよいですか?
A. ご家族のみでのご相談も大歓迎です。ご本人の意志や意向を踏まえつつ、今後どのようなステップで話を進めていくべきかのアドバイスをさせていただきます。
※ご家族のみでのご契約はできません
Q. 認知症が進んでいても対策できますか?
A. 判断能力が著しく低下している場合、契約を伴う生前対策は難しくなります。その場合は法定後見制度の利用など、現状で可能な選択肢をご提案いたします。
Q. 生前対策と終活は何が違うのですか?
A. 終活は人生の終末期に向けた身の回りや希望の整理全般を指します。一方、生前対策は特に資産継承や税金、法的トラブル防止に特化した具体的な手続きです。
Q. 相談したら必ず契約しないといけませんか?
A. ご相談のみで終了しても問題ありません。提案されたプランや見積もりをご家族で持ち帰り、十分にご検討いただいた上で契約するかをご判断いただけます。

まとめ|相談先は「目的」から選び、迷ったら窓口で整理する

生前対策は税金・争議防止など「目的」に合わせて相談先を選ぶのが成功の鍵です。何から始めるべきか迷った時は、まず総合窓口で全体像を整理してみましょう。

お電話での受付時間:平日/土日11:00~20:00